工房利用 | 木工機械
下野英一さん
2019年~

「木工の基礎から技術を磨いて、様々な作品を作れるようになりたいと思い、工房利用を始めました。」
- 今回ご紹介する会員さん
- 下野英一さん
2019年より利用開始
木工機械6日間コース・木工旋盤4日間コース受講 - Q1.木工機械を習おうと思った動機は何でしたか?
- もともとDIYで棚などを製作していたものの、歪みが出るなどして「こんなものか...」と諦めていました。そんなある日、妻から「岐阜の畜産センター付近に木工工房があるらしいよ」と教えてもらいました。木工の基礎から技術を磨いてみようと思い、木工機械レッスンを受講することにしました。
- Q2. どのようなことを期待してツバキラボのレッスンを受講しましたか?
- 精度が高いものを作りたい。その一心で受講しました。ただ、いざ受講してみて、正確さや精密さのレベルが予想以上に高いことに驚きました。基準を決め、矩を出しつつ0.1mm単位で追い込んでいく―。こんな世界があったんだと目から鱗が落ちました。
- Q3.どういった点が魅力的に感じ、ツバキラボの工房利用を開始されましたか?
- 木工機械レッスンを終えた時、課題で製作したスツールを見て「こんなに立派なものが自分でも作れるんだ。」と感じました。工房の設備を利用し、さらに技術を磨けば、もっと多様な作品が作れるに違いないと思い、工房利用を開始しました。
- Q4.工房設備についてどのように感じていますか?
- 素晴らしい機械が導入されており、安全面にも十分に配慮された工房なので、とても満足しています。
- Q5.スタッフの対応はどんな印象ですか?
- 皆さん人柄が良く、相談にも親身になってくれます。技術力や厳密さが求められる木工作業の中で、それを包み込むようなスタッフの柔らかい対応に「ツバキラボらしさ」を感じ、非常に心地よいです。
- Q6.これまでどんな作品を作られましたか?
- 額縁、鏡枠、テーブル、壁掛け戸棚
- Q7.ご自身の中で特にお気に入りの作品はありますか?
- 現在製作中のテレビボードがお気に入りになる...はずです。心材を組み、そこに薄く切り出したサクラ材を貼り付ける「フラッシュ合板」づくりから始めるなど、無駄に時間を掛けて製作しています(笑)。ほかにも、精度を出すために治具を作ったりしています。製作過程での失敗も多いので、この調子だと今後も苦労しそうですが、完成が自分でも楽しみです。
- Q8. 工房での製作を通じて、ご自身の中で暮らし方や考え方に変化はありましたか?
- ツバキラボに向かい、製作に取り組むことが生活の一部となってきました。今は仕事の都合で、割ける時間に限りがありますが、今後歳を重ねるにつれて、その比重を増やしていきたいと思っています。
- Q9.どのような方に工房の利用をおすすめしたいですか?
- 家や家族のために家具を作りたいという方におすすめしたいです。既製品ではスペース的にフィットしなかったり、「ここがこうだったらいいのに...」と思うことが多々あります。そうした「特注品」を自ら製作し、愛着を持って使えることが素晴らしいと思います。
- Q10. 最後に、ツバキラボを一言で表すと、どのような言葉が浮かびますか?
- 「木工を通した憩いの場」