美濃加茂市 ”みのかも健康の森”にて木工旋盤を使ったお皿づくりワークショップを行いました！

こんにちは！

11月21日、3連休の初日に岐阜県美濃加茂市にある「みのかも健康の森」という山の上にある公園で、「こどもの庭」という森のようちえんのお母さんたち対象に、木工旋盤を使ったお皿づくりワークショップを行いました。そしてこのお皿になる材料は、美濃加茂市産のアベマキです。

美濃加茂市は市内に群生するアベマキを活用し、これまでさまざまな取り組みをしてきました。その一番最初のきっかけとなったプロジェクトは、ツバキラボ代表の和田がまだ岐阜県立森林文化アカデミーで教員をしていたころに取り組んだ「アベマキ学校机プロジェクト」です。この地域を巻き込んだプロジェクトがうまくまわったことで、美濃加茂市のアベマキの取り組みに弾みがつきました。

おかげさまで、和田も森林文化アカデミーを退職しツバキラボを立ち上げた後も、このように継続して美濃加茂市とお付き合いをさせてもらっています。

健康の森は、そのアベマキと一般市民との接点になる場所で、今回のワークショップもそこをひとつのフィールドとして活動している森のようちえん「こどもの庭」に参加しているお母さんたち。

地域の材料を、地域の人たちみずから加工して、暮らしの道具をつくる。

ツバキラボが目指している社会の在り方です。
そのきっかけとなるのが、地域の人たちを対象にした食器づくりワークショップなのです。これまでも地域のまちづくり協議会のメンバー、小学校の先生、保育園の保護者・先生などを対象になんどかワークショップを開催させてもらってきました。

健康の森には、そこを管理している可茂森林組合が、2台の木工旋盤を常設で置いており、希望すれば木工旋盤を教えてくれます。

今回は、ツバキラボから4台の旋盤を持ち込み、合計6台の木工旋盤で、お皿づくりを行いました。

ワークショップは3回まわしたので、合計18枚のお皿が誕生しました。

工程ごとにデモンストレーションをして、ステップバイステップで進めていきます。

お母さんたちも慣れない作業ですが、一生懸命！

今回は、木の毛羽立ちを抑えるために水引をしてから、さらにサンディングをしました。

最後はクルミ油を塗りこんで完成。

楽しんでものづくりをすることが一番！どのお母さんもとてもたのしんでくれました。

自分で作ったものを暮らしで使う。しかもそれが地域でとれる木材を使う。

いずれ、それが当たり前にできる世の中にしていきたいですね。