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Fusion360 3D CAD ツバキラボ 木工

ツバキラボ会員限定のFusion 360 講習を開催しました。

先日、会員さん向けに Fusion 360 講習を開催しました。
今回の参加者は4名。旋盤をメインにされている方や、木工機械を日常的に使っている方が集まりました。全員女性だったこともあり、終始なごやかな雰囲気の中での講座となりました。

Fusion360 3D CAD ツバキラボ 木工

Fusion 360は、3次元の設計データを作成できるソフトで、近年は木工業界でも活用が広がっています。

特徴としては、
立体で確認できるためデザインのバランスが分かりやすいこと、数値で管理でき誰かとデータを共有しやすいこと、修正や変更が簡単で試行錯誤しやすいこと、といった点が挙げられます。

手書きの図面では、消して書き直すたびに他のパーツとの干渉が出たり、変更に手間がかかってしまいます。Fusion 360なら、作りながら「ここおかしいかも?」と気づいた点を、その場で直せるのも大きな魅力です。

そうした理由から、会員さんにもぜひ使ってもらえたらと、ツバキラボではFusion 360の講座を開催しています。

Fusion360 3D CAD ツバキラボ 木工

今回の題材は スツール。
主な内容はこちらです。
・3Dモデリングの基本操作
・スツールのパーツを一つずつ作成
・作ったパーツを組み立てる「アセンブリ機能」
・レンダリング(樹種の木目を反映)
・3Dデータから2Dの設計図へ変換

2Dで線を引いてパーツを作るところから始まり、
パーツを組み合わせて立体になった瞬間には、「おお~!」と歓声が上がっていました。

Fusion360 3D CAD ツバキラボ 木工

 

参加理由としては、
・家具図面を手で描くのが苦手
・縮尺を考えながら描くのが難しい
・旋盤で作っているものをきちんと図面化したい
・同じものを再現するために、精度のある図面がほしい
・Wordで図面を作っていたが、限界を感じていた
といった理由がありました。

受講後には、「ツールがたくさんあり、工程も多くて難しさはあったけれど、独学より、まずは人に教わることで理解が深まった」と感想をいただきました。

Fusion 360は、最初こそ覚えることが多く感じますが、
慣れていくと、ものづくりの可能性を広げてくれるツールです。今回の学びが、皆さんのこれからの作品作りに活かされることを楽しみにしています。

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