【会員作品】ほぞ組みで頑丈に、スツール&子ども椅子
こんにちは!
なかなか日々出来上がる会員の皆さんの作品を掲載できずにおりました。今回久しぶりのアップです。
これまでの会員作品はこちらからご覧いただけます。
今回ご紹介させていただくBさん、ツバキラボにお越しに来る前から日曜大工をされていたこともあり、ツバキラボでできる機械加工はツバキラボで、ご自宅でできる作業は自宅で、といった感じで制作を進めてこられました。
いろいろなものをつくられてきましたが、今回はスツールと子ども椅子。
ツバキラボでは基本ほぞ組などの仕口加工はドミノという電動工具で行います。しかし、会員の皆さんの中には、ドミノではなく、元来のホゾ組をやってみたいという方もいらっしゃいます。Bさんもその一人でした。そのような方には個別で角のみという四角いほぞ穴をあける機械と昇降丸鋸盤でのホゾ取りの方法を教えています。
最初は、その練習ということで、直角に組み合わさる子ども椅子を作られました。
シンプルですがとてもかわいい子ども椅子。材料は、センの木です。
ほぞ組も初めてで少しばかりミスなどもあったようですが、きれいに組めています。
そして、次に挑戦したのが四方転びのスツール。
木工では、4本の脚が斜めになっているものを四方転びと呼びますが、脚のほぞ穴、貫のホゾの胴付きもすべてに角度がつくため、一気に難易度が上がります。
しかし、そこはBさん、きれいに加工して、組み上げてしまいました。
貫がクロスしているところも相欠き加工してあります。
多少手加工で修正した、とのことでBさんからすれば「まだまだ」とのことのようですが、最終的な形がきれいにおさまっていて、良いものができたんじゃないかと思います。
日々、会員の皆さんのものづくりを見ていると、少しずつ新しいチャレンジをして、スキルアップを図っています。仕事で木工やると、いかに手間をかけずにやるかをつい考えてしまいますが、やはり時間をかけて作り上げたものは大事にしたくなりますよね。
Bさん、お疲れさまでした!
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