岐阜県各務原市の新庁舎にキッズスペースを制作しました。
こんにちは。ツバキラボ 和田です。
今年の夏はとにかく忙しい日々でした。
その原因のひとつが岐阜県 各務原市の市役所、新庁舎に設置されるキッズスペースをツバキラボが作らせていただいたからです。
このプロジェクトはさかのぼること2020年5月。コロナで世の中がストップしていたころです。
プロポーザルプレゼンが通り、ツバキラボが新庁舎のキッズスペースを請け負うことになりました。
コンセプトは
「各務原を体感できる遊びとおうちのなかの安心」
これが当時のプレゼンで提示したコンセプトイメージです。
そして、完成したのがこちら。
ほぼほぼイメージ通りに作らせていただけました。
なかなか仕様検討が進まず担当者の方にはご迷惑をおかけしましたが、1年かけてデザインの落とし込みを行い、具体的に制作に入ったのが7月ごろ。
9月21日に開庁だったのですが、実際に現場に施工したのは9月1日、細かな装飾やおもちゃを納品したのが9月17日でしたので、約2か月かけてそれぞれのデザインを具体的な形に落とし込んでいきました。
ニンジンが有名ということで、ニンジンをひたすら抜くことができる遊具もあり、
やっぱり各務原といえば航空宇宙産業であり、飛行機とともに発展してきた町ですので、どんと飛行機を中央においてあります。
天井からは、各務原市にゆかりのある飛行機たちのモビールが吊るされています。
この飛行機の遊具やモビールは、岐阜在住の飛行機マニアのデザイナー(Twitter:@tachibana00)依頼して、実際の飛行機をもとにデフォルメしてもらい、それをもとに制作いたしました。彼女なしでは実現できなかったので大変感謝しております。
そして、大人も子供も夢中になっちゃうころころゲーム。これは壁一面にマグネットが効くので、自分で好みのコースを作って楽しむことができます。カラフルな色遣いが子どもたちを楽しませてくれます。
キッズスペースの壁は、実際に各務原市にある山をイメージして形づくられています。
そして、このキッズスペースのさらなる特徴は、カウンターテーブルと椅子がついていること。
お父さん、お母さんたちが行政手続きで書類等を書いている間、子どもたちはここで遊ぶことができますが、その様子をカウンターから見ることができるのです。
そして、そのカウンターと共におかれているのが、Slow Wood Createのブランチハイチェアです。この有機的なフォルムが特別にいいですよね。
ちなみに、メイキング動画をツバキラボのYoutubeチャンネルにあげていますので、ぜひご覧ください。
今回は、ツバキラボとしては大きな案件でしたが、いいチームワークで制作ができました。
やはりだれもやらないことや新しいことにチャレンジすることが成長につながるということを実感した案件でした。
ぜひ各務原市役所へ行ったらキッズスペースに立ち寄ってくださいね。
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