ツバキラボ会員限定のレーザー加工講習を行いました。
今月、ツバキラボ会員向けのステップアップ講座として、「レーザー加工講習」を実施しました。
今回は4名の会員さんが参加されました。
レーザー加工機を使えるようになると、自分の作品に名入れやロゴを彫刻できます。またパソコンでデータさえ作成すれば、星や丸、湾曲したジグなどを複雑な形も簡単に形作ることができます。
今回の講座では、自力でレーザー加工機を操作できるようになることを目的に、データ作りと加工操作の両方を学んでいただきました。

参加者には各自でパソコンを持参していただき、事前に無料ドローイングソフト「Inkscape」をインストールしてきてもらいました。前半は、このInkscapeを使用して木札に印字するデータ作りからスタート。
レーザー加工用のデータ作成で必要なカットラインや彫刻文字の書き方のルールを習得しつつ、
・正確なサイズの正円
・角丸の長方形の作成方法
・整列の仕方など、
レーザー加工以外でも使える基本的動作を覚えていただきました。
後半は実際にレーザー加工機を使って、各自作成したデータを出力しました。
データを木材のどこに刻むのかを決め、X軸・Y軸・Z軸の位置合わせを一人ずつ体験。さらに、加工パワーやスピードなどの出力設定を確認し、スタートボタンを押すところまでの全工程を、受講者自身に操作してもらいました。

レーザーが動き始めると、そのスピード感に皆さんびっくり。
短時間で木札があっという間に仕上がっていく様子に、「うわっ…すごっ…」という声も上がり、思わず後ずさりしてしまうほど驚かれていました。

データはご自身の名前で作成しましたが、せっかくなのでご家族のお名前も追加で作成。出来上がった木札は「いいお土産になった」と大変喜ばれていました。

木工機械や木工旋盤では、手加工によって形を作り上げていきます。
一方、レーザー加工機の場合は、データさえ作れば数十秒で形になるため、いつもの木工とのスピード感の違いに皆さんとても驚かれていました。
レーザー加工機の使い方をマスターして、作品づくりの幅がさらに広がるきっかけになれば嬉しく思います。







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