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ツバキラボ ペンターニング 講習 木工旋盤 ペンづくり

ツバキラボ会員限定のペンターニング講習を実施しました。

木工旋盤でペンを作ることができます。ペン金具と材料を組み合わせれば、自分だけのオリジナルペンができます。

ペンターニング講習は、年に1回程度行う会員向けのステップアップ講座ですが、希望者も多く、ぜひ早く開催してくださいという声が集まり、今回実施することになりました。
今回は、8名の会員さんが参加してくださいました。

このペンターニング講習は、ペンづくりの体験ではなく、ペンづくりをご自身でできるようになることを目的としています。

そのため用意された道具と材料で単に削って組み立てて終わり、ではなく、どんな道具が必要なのか、市販されているさまざまな道具の良し悪し、ペン金具キットの違い、メッキの違いによる品質の差などなどを網羅。またペンづくりにおいては、材料の準備が大変です。数本作るのであれば気にもなりませんが、本数が多くなるとこの材料準備をいかに効率よく行うかも重要なポイントになります。

これまでツバキラボが培ってきたノウハウを伝授する内容になっています。

ツバキラボ ペンターニング 講習 木工旋盤 ペンづくり

まずは道具や加工手順の説明からスタート。
ペンターニングでは、バレルトリマーやペンマンドレルやペンプレス機といったペンづくり専用の道具を使います。ペン金具キットとメッキの種類も解説しながら進めていきます。道具もキットもさまざまな種類があり、値段もいろいろ。その違いはなんなのか、知識があるのとないのとでは大きく違います。

ツバキラボ ペンターニング 講習 木工旋盤 ペンづくり

さて今回の講習では、ナラ、カエデ、ケヤキの3種類の木材を用意し、参加者はお好みの素材を選んでペン作りを進めていきました。
ペンターニングは、削る前に、材料の下準備が必要です。ボール盤で木材に穴あけをしてその中に真鍮パイプを挿入し接着させていきます。その後バレルトリマーでパイプと木材の表面の面合わせをします。

ツバキラボ ペンターニング 講習 木工旋盤 ペンづくり

ようやく材料の準備ができたらいよいよ木工旋盤で削っていきます。木材の左右にセットしたブッシュと呼ばれる金属パーツを太さの目安にして削っていきます。

ツバキラボ ペンターニング 講習 木工旋盤 ペンづくり

金具と木材をピタッと同じ大きさに削るという普段やらない加工に、皆さん緊張しながらも集中して作業されていました。

胴体を削り終えたら、研磨ワックスで磨き上げます。そして最後にペンプレス機を使って組み立てへ。

ツバキラボ ペンターニング 講習 木工旋盤 ペンづくり

そうして完成したペンがこちら。それぞれ形に多少のバラつきはあったものの、どれもきれいに仕上がりました。自分で1本作れた事に嬉しそうなご様子で皆さんにとても喜んでいただけました。

工程がわかると、作品の幅も広がりますね。講習を通して、木工旋盤をより一層楽しんでもらえたらといいな、と思います!

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