木工旋盤のレッスンも始まりました!
みなさん、こんにちは!
お盆休みを満喫していらっしゃいますか?
ツバキラボでは連日レッスンが行われていますが、木工旋盤のレッスンもスタートしました。
木工旋盤はより少ない設備投資で始められ、暮らしに直結する食器などができる木工として近年国内でも人気が出てきています。
しかし、正しい知識・技術を学べる場所はなかなかありません。
そんななかツバキラボでは、基礎的な木工旋盤の技術をレッスンを通して学ぶことができます。
今回、レッスンに申し込んでくださったのは女性の方です。
地元の木材を生かすためにどんなことができるのか、その一つの可能性として木工旋盤に取り組んでみたい、ということでした。
木工旋盤は大きく分けて、
1.センターワーク
2.フェイスワーク
に分けられます。
ツバキラボでの4日間の木工旋盤のレッスンでは、センターワークでのスピンドル削り、フェイスワークでの小皿やお椀などを通して基礎技術を習得できるようプログラムを組んでいます。
今回は、初日ということで、木工旋盤とはどういう機械なのか、木材の基礎知識などを座学で学び、それから角材から丸棒を作る実習、丸棒に装飾的な加工をする実習を行いました。
丸棒にするところは難なくクリア。
ラフィングガウジでのベベルラビングもすぐに習得されました。
スピンドルガウジに持ち替え、狙った寸法で丸棒を作る練習です。パーティングツールで太さの目安となる切り込みを入れてから、スピンドルガウジで合わせていきます。ベベルラビングでけずることできれいな切削面がでるのですが、まっすぐな横移動であれば問題ないようです。きれいに削れていました。
しかしここからが難しかったようです。
深い切り込みや丸い溝を削り出すスピンドルでの装飾的な削り方が刃物の扱い方が難しく感じ、なかなか狙った形に削れません。
これは、刃物のどこで削れているか理解できているか、しっかり鎬がすれているか(ベベルラビング)、刃先の動きだけでなくハンドルをもっている手の動きがスムーズにできているか、などさまざまな要素が絡んできます。そしてこの3つの点は木工旋盤での一番の基礎となり、ほかの形状のものを削る際も同じことが問われます。
初日の時間ではここまでマスターすることはできませんでしたが、これから頑張って練習していきましょう^^
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