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ウェルカムボードと両親への時計のプレゼントを手作りで

コロナ禍ですが、少しずつ結婚式を挙げるカップルも増えきているのではないかとおもいますが、今回ウェルカムボードや両親へプレゼントする時計を手作りしたい、というご相談を受けました。

2021年12月に最初のご連絡をいただき、一度打合せをさせていただきました。3月に挙式があるので、2月中に完成できれば、ということでした。すでにどんなものにするかイメージはあるとのことで、ご要望もお聞きしながら、最終的に3つの円形の木の板に、中央はウェルカムボード、左右にそれより一回り小さい円で時計を2つ。ウェルカムボードのデザイン画やご両親へのメッセージはレーザー刻印して、名前は焼きペンで直筆という内容に決まりました。木材は、色味や木の雰囲気から栗を使うことになりました。

事前に、デザイン画などはツバキラボが用意し、メッセージはメールで送っていただいたものを配置して、事前にテスト用の板にレーザー刻印。これを写真に撮り、メールにて確認してもらいます。

時計の針のデザインは選択していただきました。

こうして、当日、手づくりワークショップが行われました。

できる限りを自分の手で行うワークショップ

用意したいたのは、四角い板。まずは、メッセージをレーザーで刻印します。

今回はつくるものが合計3つ。レーザー刻印が終わるまで、他の加工を進めます。

事前に1枚だけレーザー刻印を終わらせていた板から加工していきます。まずはボール盤でスタンドとなる棒を差し込む穴あけ。新郎さんは手慣れた手つきで機械を操作します。

次に、その板を丸く切り抜きます。バンドソーという機械で線に沿って切り抜いていきます。

新婦さんが作業するときは優しく見守る新郎さん。

バンドソーで丸く切るとどうしてもきれいな円になりません。そこでベルトサンダーで削りながら微調整をします。

ここでもお二人で仲良く確認し合いながら進めていました。

そうこうしていると、レーザー刻印が終わった板があがってくるので、同時進行で複数枚作業するようになります。

きれいな円になったら表裏の縁を丸くして手当たりがよくなるようにします。トリマーという電動工具を使います。

そして紙やすりでサンディングして、仕上げていきます。

最後は名入れ。失敗できない緊張の時。

出来上がったウェルカムボードと時計にオイルを塗って、完成です。

このように、多くの作業を自分たちの手で行いました。なれない作業もあったかもしれませんが、お二人が仲良さそうに作業されていたので、見ている側も幸せな気分になれました。

きれいなウェルカムボードをネットで買える時代ですが、やはり手間暇かけて自分の手でつくると愛着が全く変わると思います。

Sさん夫妻、末永くお幸せに!

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