岐阜商工会議所 まちゼミおしえ店長さんで「オリジナルカッティングボードづくり」ワークショップを行いました!
みなさん、こんにちは。
今日は岐阜商工会議所が主催する「まちゼミ おしえ店長さん」というイベントの一環でツバキラボにて「オリジナルカッティングボードづくり」を行いました。
先週の「木の虫めがねづくり」に続き、2回目です。
虫めがね講座はこちら⇒http://tsubakilab.jp/blog/machizemi_mushimegane/
前回の親子講座とは違い、今回は大人向けということで主に30代~60代の女性の方が参加してくださいました。
そもそもカッティングボードってなに?
ここ最近いろんなところでカッティングボードという言葉を聞くことが増えました。そのまま訳すと日本語では「まな板」に相当するものですが、どうも用途はそれだけにとどまりません。
まな板とカッティングボードの違いってなんだろうか?
そんなお話からワークショップをはじめました。
参加者のみなさんはあまりその違いを意識していないようでしたが、中にはカッティングボードは”おしゃれ”とおっしゃった方も。
そうですね、カッティングボードはおしゃれです。ではなぜおしゃれである必要があるのでしょうか?
と、言う感じで話が進み、一方でまな板とはどんなものかというお話も。
今回はこのまな板とカッティングボードのいいとこどりのワークショップです。
自分だけのデザインを
今回のワークショップではオリジナルカッティングボードをつくること。
あらかじめ用意したテンプレートなども参考にしてもらい、各自で好きな形をデザインしてもらいました。
さまざまなテンプレートがあるけれども、ほとんどの方が自分でラインを引き、自分だけの形を作っていました。10人いれば10通りのデザイン。
糸鋸盤やバンドソーで切る
次は、糸鋸盤をつかってデザイン通りに形を切っていきます。
糸鋸盤は簡単なようで奥が深い機械。無理に切ろうとするときれいに切れません。コツは、材料を押し当てるのではなく、刃のほうへ材料が切られにいくこと。そういう意識で材料を動かすと不思議なことにきれいに切れます。
とはいうものの、なかなかそれをすぐに実践できるのは難しい。みなさん、思い通りにいかない、難しい、とおっしゃっていました。
何事にも慣れが必要です。
もう一つ、ツバキラボには小さなバンドソーもあります。これは切断面はきれいにはなりませんが、切断能力が高いのでサクサク切っていけます。後でサンダーできれいにするのであれば、こちらで加工するのもありですね。
糸鋸やバンドソーで切ったところは、ディスクサンダーできれいに仕上げていきます。
穴あけやトリマーで装飾を
その後、トリマーで面取りをしました。今回は段付きの丸面と普通の丸面を選んでもらいました。
また、壁掛けにもできるように穴あけもボール盤で行います。
大きな穴や小さな穴、人によってデザインは様々なので都度ドリル刃を交換しながら行いました。
最後は鉋仕上げとオイル塗装で仕上げます
それらの工程がすべて終わればほぼ完成。
最後はスタッフのほうで手ガンナで表裏を手鉋で仕上げて、つるっとした面にしました。
そして最後はオイルを塗って完成。
なかには焼きペンで日付や名前、イラストを入れる人も。
「自由にできることがうれしかった」という参加者の声
「参加者の方から、こんなに自由に作らせてもらえるとは思わなかった。自分だけのオリジナルができてうれしい」
と言っていただけました。
ツバキラボでは、それぞれの人の自由な発想やデザインでものを作ることをサポートしていきたいと思っています。
今回のように10人いれば10通りのものができるように、たくさんのアイデアやデザインを見れることにワクワクします。
ちなみに今回のワークショップ、地元ケーブルテレビのCCNさんに取材していただきました。放送日がわかったらまたご報告いたします。
参加者の皆さま、お疲れ様でした。
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