岐阜商工会議所 まちゼミおしえ店長さんで「木の虫めがねづくり」ワークショップを行いました!その2
先月末、岐阜商工会議所の「まちゼミおしえ店長さん」のイベントで実施した「木の虫めがねづくり」ワークショップの申し込みを予想より多くいただき、キャンセル待ちの方がたくさんになってしまったので、追加でもう一日実施することになりました。
台風直撃でお昼に大雨警報が発令されたため、午後の会で来る予定だった放課後デイサービスのグループが中止になってしまったのはとても残念でしたが、午前の部、夕方の部は無事実施できました。
さて、
今回の木の虫メガネ、材料は「カエデ」と「サクラ」から選んでもらいました。
白色の木と赤茶色の木。どちらがどちらの木かな?
最初は何の木だかは教えずに色だけで選んでもらいます。
虫めがねづくりは、ボール盤での穴あけ、トリマーでの面取りといった作業から始まります。
どれも学校ではできない体験です。
(つきっきりで作業するので写真が撮れないのが残念。。。)
レンズにはがたつきをなくすためにゴムをまいて、はみ出たところははさみで切ります。
このはさみづかいもちょっとコツをえないと難しいんですね。
真剣にはさみを扱う子どもたちを見るとがんばれ!って思っちゃいますね。
レンズにゴムが巻けたら、穴をあけた板で挟み込んで接着剤で接着します。
エポキシ樹脂で固めますが、これは2液を混ぜて化学反応で固まる接着剤。
普段の木工用ボンドではない接着剤で、5分で固まり始めるので、よーいどん、と混ぜ始めます。
そして接着剤を塗って挟みます。
接着はクランプでしっかり挟んで15分間固定させておきます。
その間に、今回の白と赤茶色の木の勉強。
なんていう木だろう?
穴あけの時に嗅いだ木の香り。どんなにおいがしたかな?
みんなが知っている木の名前は何?
いろいろ質問していくと、正解が出てきます。
へ~そうなんだぁという木の豆知識なども紹介しながら、15分待ちます。
そして板が接着されたら、こんどは糸鋸で好きな形に切っていきます。
こちらが虫メガネの形のテンプレートを用意して、その中から選んでもらいますが、2つ組み合わせて新しい形を生み出したり、発想力が豊かで見ているこっちもうれしくなってしまいます。
糸鋸が小学生以来というお母さん方がほとんどですが、きれいに切れたり、線通りに切れなかったり。
お子さんたちと楽しく作業されている姿はほほえましいですね。
最後はこちらで形を整えて、トリマーで面取りをして完成となりました。
夏休みの工作の一つとして木の虫メガネが思い出に残ってくれるとうれしいです。
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