夏休み特別企画!今夏もバット作りワークショップを開催しました!
今年もバットづくりワークショップを開催しました!
数ヶ月前から「野球バットを作りたい」という問い合わせを、野球が好きなお子さんの親御さんから多数いただいていました。皆さんのメッセージに込められた熱い想いを受け、今年は3日間に分けて開催することに。今年は岐阜県、兵庫県、東京都から6人の野球好きな子どもたちが参加してくれました!
まずは、樹木図鑑を見ながら、野球のバットとして使われている樹について解説します。国内ではアオダモが多く使われてきたこと、最近の主流はハードメープルであること、それぞれの材料の特徴や違い、野球選手によって違う樹種の選定とその理由など解説すると、子どもたちだけでなく、親御さんらもへぇ~とうなずいていただきました。
その中から、今回用意したのは、現在主流となっているハードメープルです。
では、いざ、製作へ!
まずは持ってきていただいた自身のバットを計測して、ゲージに書いていきます。そして材料を木工旋盤に取り付けるために、はめこみます。
機械にセットしたら、バットの先から持ち手と順番に、角材から丸棒になるまで、削り出していきます。最初は皆緊張していましたが、だんだんと感覚がつかめたようで、集中して削っていました。
写真の丸棒になるまででも30分!暑い工房のなか、忍耐も試される作業です。休憩しながら進めていきます。
丸棒ができたら、バットの形になるように持ち手の部分をさらに細く削ってきます。ほとんど出来上がっても、さらに滑らかな曲線に仕上げたい!とこだわって削る子もいました。
最後にサンディングをしてすべすべのバットにしたら完成!
3時間にわたる長い時間でしたが、無事に製作し終えることができ、野球への情熱を込めた一本ができました!
一緒に頑張った仲間と作った作品を見比べたりして、最後は記念撮影。
バットづくりを通じて、野球がさらに楽しくなることを願っています!
大変お疲れ様でした!
※今年のバットづくりの受付は終了しています。
▼過去のワークショップの様子はこちら!
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