岐阜商工会議所 まちゼミおしえ店長さんで「木の掛け時計づくり」ワークショップを行いました!
みなさん、こんにちは!
もう8月、夏休みを満喫している子どもたちも多いでしょう。
ツバキラボでは、昨年に引き続き岐阜商工会議所の「おしえ店長さん」という企画に参加し、ワークショップを開催しました。
今年は「掛け時計」つくりにチャレンジしました!
告知の段階では、完成品の写真もなかったのにもかかわらず、12組の枠がすべて埋まりました。
中には、昨年のワークショップに参加してくださった親子も複数組いらっしゃいました。
本当にありがとうございます!
ワークショップは、
1.ムーブメントの穴をあける
2.文字盤を描く
3.形をつくる
という大きく分けて3つの工程で進めました。
1.ムーブメントの穴あけについては、ルーターマシーンという木工機械を使います。
さすがにこの機械を子どもたちに操作してもらうのは危険ですので、加工する様子を見学してもらいました。
専用冶具を使って穴あけをしますが、その冶具の考え方、作り方を説明します。
簡単な算数でできる冶具。木工をやるには算数は必須ですからね。
そんなことも小学生のみんなに伝えていきます。
その後一人一人にボール盤での穴あけをしてもらいました。
それから、2.文字盤を描く工程に移ります。
焼きペンを使い、自由に文字盤を描いてもらいます。
しかし、時計ですので、ある程度数字の位置は正しくないといけないので、
ちょっとしたガイドを用意しました。
焼きペンは慣れないとスムーズに描くことはできないので、端材で練習をしてもらいます。
また、今回使用する板は杉の板。
夏目、冬目で堅さが違うため、うまくやらないときれいに描けません。
そういう木の成長の中でできる堅さの違いなども伝えていきます。
黙々と一人で集中して描く子もいれば、お母さんに相談しながら描く子もいます。
あーだこーだ、わいわいと話しながらの時間は、親子ワークショップならではですね。
一通り文字盤ができてきたら、糸のこ盤を使って形を切っていきます。
中には、トリマーで面取りをして仕上げる子も。
まんまるの時計、八角形の時計、葉っぱのような形の時計、いろんな形の時計が出来上がりました。
文字盤も家族の誕生月の数字のところに名前をいれたり、愛情がたっぷり。
正真正銘の世界に一つだけの時計です。
暑い工房でしたが、みなさん集中して、ワークショップを楽しんでくださいました。
本当にありがとうございました!
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