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鉋 手鉋 講習 レッスン ツバキラボ DIY

ツバキラボ会員向けにかんな講習会を実施しました!

こんにちは!

ツバキラボの和田です。

これまで、ずーーーっとやろうかやらまいか悩んでいた鉋(かんな)の講習会を、先日、ツバキラボの会員向けに実施しました。

ツバキラボでは、プロ仕様の木工機械や電動工具が使え、クランプなどの道具もそろっていて、サンドペーパーや接着剤も使い放題というものづくりに最適な制作環境(と僕は思っています)を提供しているのですが、ひとつだけ、これまで踏み込んでこなかった領域がありました。

それは、「手工具」です。
手工具は個々人が所有すべきで、たとえシェア工房であっても工房側が誰でも使ってよいものを用意すべきではないと思っています。(理由はいろいろあるので割愛しますが。。)

家具などの制作にあると便利なのですが、鉋(かんな)と鑿(のみ)といった手工具ほど一般とプロの認識にギャップがあるものはありません。

ホームセンターで購入したけど、使えない、、、、それが手工具です。日本の鑿や鉋は「仕込み」をしないと使い物になりません。
これまでは、鉋を使いたいと持ち込まれるなど、個別に要望があれば、仕込みなど対応してきました。

鉋削りが必要な場面では、僕が代わりにやってあげていました。

でも、そろそろ会員の皆さんも手工具必要だなぁ、と思うようになり、鉋講習を開催することにしました。

希望者を募ると、なんと11人!日程が合わなかった1名を除き、最終10名が参加されることになり、5人程度かなぁなんて思っていた自分がバカだった。。。予想より多くなってしまいました。が、それだけみなさん鉋を使えるようになりたい、という思いがあるんですね。

道具の購入

鉋講習を行うとなると、会員のみなさんに鉋を用意してもらわなければいけませんが、もともと持っている人もいれば、新規で購入する方もいらっしゃいます。また鉋の仕込みをするには、鑿や砥石など必要な道具も出てきます。

そういった道具をそろえてもらわないといけないので、なんだかんだ出費が多くなるんですね。これが一つ躊躇する理由だったのですが、今回最終的に講習を受講された10名の方に、それらの道具を購入していただきました。

道具をそろえる。。。(自分が修行を始めたころを思い出します。10数万円をかけて、鑿や鉋を買いそろえ、毎日研いでいたあの頃。。。)

会員の中には、プロ仕様の鉋を購入された方も多く、ちゃんとした道具をそろえたいという思いがあるんですね。

いざ仕込み開始

鉋 手鉋 講習 レッスン ツバキラボ DIY

まずは、鉋の構造や名称をお伝えし、仕込みに必要な作業を一通り説明させていただきました。

・抑え溝や表なじみの調整
・かんな身と裏金の調整
・かんな身の研ぎ
・下端調整

中学校の図工でかんなを購入していても、こういった調整については、そこまで習っていません。ですので、仕込みがちゃんとされていない状態で使ったりしてますので、うまく削れず、よって中学校で買う鉋は使えない、という考えになってしまいます。ぼくもそうでした。しかし、ちゃんと仕込めば使えるようになるのです。僕の中学の時の鉋も仕込んで今は使っています。

作業開始

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10人が同じ作業を始めると渋滞してしまうので、それぞれできるところから作業を始めてもらいました。新しく購入した人はそもそもかんなの刃が入りませんので、抑え溝や表なじみの調整から。すでに持っていたものを持ってきた人は、研ぎや下端調整から、といったように、分かれて作業。

進捗状況を見ながら、研ぎの方法や細かい調整の仕方などをレクチャーしていきました。

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研ぎ場にこうやって会員さんが並んで研ぎをされている姿を見るのも感慨深いものです。

下端調整については、台直し鉋を使うのが普通ですが、みなさんに買ってもらうのも無理があるので、今回はホームセンターで売っているスクレーパーをグラインダーで研ぎ、バリを出したやつでこすってやる方法を試してみました。これは意外と使えると思います。

鉋 手鉋 講習 レッスン ツバキラボ DIY

刃がすげられて、下端の状態をチェックして、完成。

まるまる1日かけて鉋講習を行いましたが、もちろん皆さん鉋の仕込みが完了したわけではありません。1日ではとても終わらない作業量です。

なんとか仕込みが終われば、ここから、手鉋との付き合いが始まるわけですが、使っていくうちに、より自分の手になじみ、相棒と呼べるものになっていくと思います。

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会員の皆さんが、より木のものづくりを楽しんでもらえるように、これからもこういった講習をやっていければと思っています。

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