夏の木工旋盤レッスンが終了しました！

暑い日が続いておりますが、昨日は台風10号がやってきて、荒れた天気になりました。

ツバキラボでは、8月12日から15日の一般的なお盆休みの4日間で木工旋盤のレッスンを開催しました。

今回は、岐阜近郊にお住いの4名の方が参加してくださいましたが、20代~50代のすべての年代の方がそろいました。そのうち1名が女性でした。

4日間のレッスンでは、木材の基礎知識として講義から始まり、スピンドルワークで丸棒削りからフェイスワークでの小皿、お椀、平皿作りまで行います。
これらを4日連続で行うのは、多少体力的にきつい部分もありますが（特に夏の暑いときに）、体の感覚で覚える部分も多いので身につきやすくなると思います。

とくにツバキラボでは、ベベルラビングと呼ばれる、きれいに削るための基本中の基本である技術を徹底的に教えています。このベベルラビングができているできていないでは、まったく出来が変わります。基本中の基本といいながらも、なかなか初心者が数日で習得するには難しいものですが、繰り返し指摘することで少しずつ、なんとなくこういうことかな、というところまでもっていくことができます。

言葉では理解できるけれども、実際やってみるとうまくいかない、という状況になりますが、あとはとにかく数をこなしていくなかで、気が付いたら習得できていた、ということにいずれなるでしょう。

教える側の僕自身がなかなか上達できず苦しんだ経験から、逆に何をやれば上達できたのか、をお伝えすることで効率的にスキルアップできるように常にレッスンの内容を見直し、どのように説明すればいいかを考えています。ですので、ツバキラボで木工旋盤を始めた人は、僕が数年かかったところを数か月でそのレベルまで到達している人が多くいます。

今回受講してくださった方も、これから継続して取り組んで、メキメキと上達してほしいと、切に思います。