子どもたちにウッドターニングを!木のお皿づくりワークショップを開催しました
こんにちは!
8月に入り、暑い日が続いていますね。ツバキラボの工房内は冷房設備がありませんので、毎日暑い中作業をしています。業務用扇風機で風を浴びていないと、立っているだけで汗が流れます。
そんな暑い工房ですが、先日、地元の子どもたちがやってきてくれました。
夏休みの子どもたちにちょっとしたものづくりの体験をしてもらおうとこれまでも何度かワークショップを企画してきましたが、今回はウッドターニングで木のお皿づくりを行いました。
時間帯を分けて総勢15名の子どもたちが集まってくれました。今回は、僕が通う空手の道場の子どもたちに声をかけたので、本当に地元の子たちです。
木を選ぶところから
まずは何種類か用意した木材から自分のお皿になる1枚を選んでもらいました。
普段はあまり意識しませんが、周りにはたくさんの木があり、そして季節ごとにそれらの木と深く生活が関わっていることがあります。わかりやすいところでは、春のお花見や秋の紅葉だったり、または食べ物で栗やギンナン、ほかにも小さいときには無性に拾いたくなるどんぐりだったり。
そういったものも木材としてみることはあまりありません。たとえオークやチェリーと言われる木材を使った家具をおうちで使っていても、花見やどんぐりなどを連想する人は稀でしょう。
でもそれらはやっぱり木であるわけで、つながりがあります。そういうつながりを知ってもらえると、普段のものの見方がちょっと変わるかもしれません。
さっそくウッドターニングのはじまりです
子どもたちにとって木工旋盤、またはウッドターニングは初めての体験。
刃物でどうやって削るかを説明して、「じゃあ、試しに削ってみるよ」とシュルシュルっと削ると、すごくいい反応^^
そして、一人ずつ削ってみます。
少し慣れてくると、うまく削れる子も出てきます。
でも、きれいに削れなかったり、ちょっと怖かったり。そういうときは僕らが刃物を支えて、一緒に削っていきます。
削りくずも木によってそれぞれにおいが違います。そんなことも感じてもらいます。
サンディングをしてオイルを塗って完成です
長く使ってもらえるように、最後は僕らが形をきれいに整えてから、サンディングをします。
サンディングをしてすべすべになったお皿を触ったときの驚きのような嬉しい笑顔も子どもたちのワークショップならではですね。
最後は、オイルを塗って仕上げます。
ひとり一人自分で選んだ木から削り出したお皿。
夏のちょっとしたものづくりの体験ですが、思い出も大事に、お皿も大事に使ってもらえるといいな、と思います。
参加してくれた子どもたち、ありがとうございました!
↓ちなみに、今まで夏休みの子どもたちにこんなワークショップをやってきました。
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