
【夏休み特別企画】「木工旋盤でマイバットづくり」を今年も開催!
毎年恒例となっているマイバットづくりのワークショップ!
今年は、8/5(火)・8/19(火)の2日間、午前・午後で、開催しました。
2日間で、兵庫県、東京都、三重県、神奈川県から6人の野球少年が参加してくれました。昨年度までの様子をYouTubeやブログを通じてご覧になられたようで、イベント情報のリリース以前から熱いメッセージをいただいていたり、昨年参加された子の夏休みの自由研究を見て、参加してくださったりと、徐々に広がっていることを実感しています。本当にありがとうございます!
目を輝かせながら、ひたむきにバットをつくる姿に私たちも大変嬉しくなりました!
まずは樹木図鑑を見ながら、野球のバットに多く使用されている「樹」について学びます。
かつて日本国内では「アオダモ」が主流樹種であったこと、また近年は、アオダモの減少から主流が「ハードメープル」変わっていったなど、一流選手たちが使用する樹種や、道具へのこだわりについて解説しました。憧れのあの選手は何のバットを使っていたかな??
ちなみに、先日、日本選手として初のアメリカ野球殿堂入りを果たしたイチロー選手は、「アオダモ」を主に使用していたそうです!
そして今回は…現在主流となっている「ハードメープル」を用意しました!
樹種について学んだところで、早速製作へ!
はじめに普段使っている自身のバットの寸法を計測します。太さ、長さを計測して、プロが使うバットとどう違うのか調べます。ワークショップで作るバットは、自分が使っているバットと同じでもいいし、あこがれの選手と同じサイズでもいいし、自由に作れます。まさにマイバットを削れるのです!自分の好みの長さ・太さになるよう、木の定規に各部分の大きさを記入していきます。
そして、木工旋盤に木材をとりつけ、いよいよ削り始めます!
まずはバットの先から持ち手の部分まで、角材から丸棒の状態に削ります。
慣れない木工旋盤に最初は戸惑う様子も見られましたが、徐々に慣れてくると、シュルシュルと器用に削っていました。
暑い工房の中なので、かなり根気のいる作業ですが、タイミングを見て休憩を挟みながら進めていきます。子どもたちの「好き」に対する集中力は見事です…!!
丸棒の状態になったら、バットの形にするべく、グリップとヘッドの部分をさらに細かく削っていきます。ここは繊細な刃物使いが必要な場面…スタッフも丁寧にサポートしながら、慎重に削ります。(ここがワークショップ一番の難所!)
最後にサンディングをして、表面を滑らかな状態にしたら完成!
3時間の長丁場でしたが、無事に製作を終えることができました。
子どもたち、そして親御さんもお疲れ様でした!
完成したバットを嬉しそうに見つめる様子に、私たちも大満足でした!
最後はカッコよく構えて記念撮影!
バットに限らず、グローブやボール、ユニフォームなど、野球にはたくさんの道具があり、誰かがそれを作っています。そんな「想い」に触れる機会になったのではないでしょうか!今回の体験を通じて、さらに野球の面白さを感じてもらえると嬉しいです!
▼過去のワークショップの様子はこちらからご覧ください
▼過去のワークショップのブログはこちら!

今年もバットづくりワークショップを開催しました! 数ヶ月前から「野球バットを作りたい」という問い合わせを、野球が好きなお子さんの親御さんから多数いただいていました。皆さんのメッセージに込められた熱い想いを受け、今年は3日間に分けて開催することに。今年は岐阜県、兵庫県、東京都から6人の野球好きな...

今年も開催することになった野球少年が自身の手でバットをつくるワークショップ。 実は、今年は2月ごろから複数の問い合わせが来ていました。今年も開催するなら参加したいです、と。少しずつこのワークショップをやっていることが広まっていることを実感します。 さて、今回は、三重県と岐阜県から2人の野...

今年も実施することになりました!野球少年が自身の手でバットをつくるという夢のワークショップです。 毎年多くの問い合わせをいただくこのバットづくりワークショップ。今回は、愛知県からお父さんとお母さんと一緒に野球少年がやってきました。 持ってきたバットはイチローモデル。 そして今回用意...

夏休み、子どもたちにとって夢広がる長い休み。今はコロナで外出もなかなかできずストレスがたまる日々かもしれませんが、それでも普段できないことに挑戦できることはとてもいいことだと思います。 そして今回、夏休みが始まるころに問い合わせがあったのが野球のバットを作ることはできないか、という内容でした。...
この記事へのコメントはありません。