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木工機械 アップグレード メンテナンス

新しい機械もいいけれど、古い機械も大事に!

毎年なんだかんだで機械設備に投資をしているツバキラボ。

今年は、新入りを迎えるのではなく、古い機械にどんと投資いたしました。

木工機械 アップグレード メンテナンス
その主役となったのは飯田工業の自動かんな盤SP-202という機械。

この機械を買ったのは10年以上前。代表 和田が、修行先の森林たくみ塾を卒業して、今のツバキラボの工房がある場所で独立をしようとしていた時です。もちろんお金もないので中古の機械。それから10年。いろいろな苦労をともにしながら、メンテナンスもして使い続けてきたわけですが、今回この機械をアップグレードすることにしました。

遠心力で鉋刃が固定される兼房の「エンシンブロック」という商品があるのですが、この自動かんな盤をそのエンシンブロック仕様にすることにしたのです。

だったら、ついでだし集塵フードが社外製のそもそも寸法もあっていないやつがつけられていたので、それを純正のやつに変えよう。
そうしたら社外製の集塵フードのせいでとりはずされていた上部のローラーも取りつけよう。
そんなにするんだったら、色もツバキラボの工房に合うように白にしよう。

と、1台の機械に対してもりもり要望が募り、見積を取ったら数十万でおさまらず、すごい金額に。

これはまずいと、社内会議を開き、今回の自動かんな盤に対するやりたいことを決行すべきか、やはり思いとどまるべきかの協議を行いました。

最後に多数決で決めたのですが、「決行すべし」との決がとれました。

経営的には、つらいところですが、社員と協議して決まったことはやるべし、ということで、8月に機械屋さんにもっていってもらいました。

木工機械 アップグレード メンテナンス

数週間後に戻ってきたのは、この真っ白の自動かんな盤。
中身も見た目も一新されました。これからまた数十年活躍してくれることでしょう。

と、そうこうしていたらとなりにある手押しかんな盤がこわれました。

木工機械 アップグレード メンテナンス

手前のテーブルがうんともすんとも動かなくなり、しまいには調整レバーを強引に動かそうとしたら中でピンがポキっと折れてしまいました。
確かに少し前から動きが硬くなっていました。それを放置していたからですね。

ってことで、機械屋さんにみてもらったところ、シャフトに木くずなどが固着してがちがちに固まってしまっていたようです。
これも10年以上使ってきたわけですが、さすがに10年経てばこういうことも起こりますよね。
今はメンテナンスしてもらって、逆にぬるぬるに動くようになり、ちょっと扱いずらい。ですが、また慣れますよね。

そういうことで、ツバキラボには新しい機械もあれば、古い機械もあって、メンテナンスをちゃんとやらないといけないな、っていう話でした。

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