ツバキラボのオフィスが工房２階にできました！（オフィスリフォームの全記録）

こんにちは！ツバキラボ和田です。

ツバキラボという会社が設立され早くも５年が経ちました。そしてこの春新しいスタッフも増え、現在５人の会社になりました。身の丈に合った成長を志していますが、通ってくださる会員さん、お仕事をくださるお客様のおかげで少しずつ、すこしずつ成長してこれました。

そんな中、敷地内に自宅もあるという環境のため、私はデスクワークは自宅でやることが多く、スタッフのみんなは工房内やサロンでやることが多かったのですが、スタッフが増えてくるとちゃんとオフィスを構えて、みんなの働きやすい環境を整えなければいけないと思い、３月から工事をはじめ、ようやく仕事ができるところまで完成しました。

今回は、その記録を記しておきたいと思います。

新しいオフィスは、これまで物置と化していたサロンの2階スペース。白い階段を上がって、踊り場のようなオープンな空間だったので、工房での作業で出る木の粉などが溜まりやすい場所です。ここには加工で使う治具を置いたりEC販売しているアイテムの倉庫として使ってきました。今回、EC販売用の倉庫は、別の倉庫に機能を移転。治具関連は一旦自宅に移動させ、いざ工事開始です。

それまで置いていたモノを移動させるのはなかなか大変な作業。ですので工房内にフォークリフトを入れ、極力負担のないようにおこないます。

そして、この空間の一番のネックだったのが、下の写真にあるように、大きなホイスト（クレーン）用のH鋼がズドーンと2本伸びていたことなんですね。

ですので、この空間をなかなかこれまでものを置く以外に有効活用できなかったのです。ですが、今回はそこも業者に切断するところからお願いしました。

足場が組まれ、

ネックだったH鋼は早々に切断されました。

鉄製の手すりもいったん取り除かれ、小さな小部屋も撤去です。

壁、天井をつくる

さぁ、ここからの大工さんの仕事っぷりがすごかった。

オープンな空間になったこの2階スペースに、まずは壁、天井の下地材をつけていきます。クロスのブレスがところどころあり、天井も斜めになっているので、とてもやりづらいと思いますが、てきぱきと作業してあれよあれよというまに出来上がっていきます。

下地材の内側には断熱材が敷きこまれます。

そうこうしている間に、もともと手すりがあった箇所に壁となる柱が立ちました。

↑ここで注目していただきたいのが、向こうの壁側に窓を取り付けていただいたことです。どうしても密閉された空間になってしまうので、換気ができるように窓を設置していただきました。

新しい壁は、工房側とオフィス側を区分けする壁なので、音をなるべく遮断したいと思い、遮音シートを取り付けてもらいました。

その壁はさらに断熱材を入れ、もともとの工房の雰囲気と合わせるためOSB合板を貼り付けていきます。

そして内装は、壁に合板、そして天井はジプトーンを取り付け。斜めの天井やブレスを避けながらきれいに施工して下さった大工さん。ほんとに頭が下がります。

LED照明も取り付けられ、数週間前まで壁もないオープンな物置でしかなかった空間だとは思えません。

階段位置をずらし、踊り場を増床

そして、今回、引き戸を設置したのですが、建物のH鋼との関係で、もともとの階段の位置をずらさなければいけなくなりました。

よって階段を取り外し、踊り場を増床しました。

こうやって見ると、元からこうだったとしか思えないです。ちなみに、もともと取り付けられていた鉄製の手すりは、踊り場に取り付けて再利用です。

ここまでが業者さんに依頼した工事です。てきぱきと3週間ほどでここまで仕上げてくださいました。

内装は自分たちで仕上げる

さて、ここからは自分たちで。

まずは新人スタッフいちくんが、内壁を白く塗っていきます。

壁が合板から白壁になるだけで全体の雰囲気がいっきに明るくなります。

その後、下の回になるべく音が伝わらないように、防音マットを敷き、その上にタイルカーペットを敷き詰めていきます。フローリングと悩みましたが、社内多数決でカーペットになりました。

徐々に部屋っぽくなってきました。

ちなみにこのタイルカーペットの色は、スタッフ安間の一言で決まりました。森っぽさが出ていいんじゃないでしょうか。

オフィスデスクはもくわくで！

今回のオフィスを作るにあたり、決めていたことは、家具をもくわくで構築することです。昨年リリースしてから多くの個人の方にお届けしてきましたが、オフィス空間に使う場合どうだろうか、ということで自ら試してみたいと思っていたのです。

もくわくを置き、その上に自作の12種の樹種をつかった天板を置いてみました。

なかなかいい感じです。

この天板、さまざまな樹種を扱うツバキラボだからこそ、普段からいろいろな樹木に触れれるようにと思い、モザイク状の天板を作ってみました。単一の色でそろえるのもよいですが、こういう板もとてもいいと思います。

イスはバロンチェアを採用

イスは、私自身が腰痛もちで毎年ぎっくり腰で苦しめられていることもあり、ちょっとこだわりたかったポイントです。スタッフたちの腰を少しでもいたわれるように、”良い”イスを導入しました。今回導入したのはオカムラのバロンチェアです。このイス、日本人体系にあっていてすごくいい。実は自宅ではハーマンミラーのアーロンチェアを使用しているのですが、確かにいいのですが、重くて、少し大ぶりなんですね。ですので、今回はバロンチェアを選ばせていただきました。しかし、さすがに新品でそろえることはできないので、中古です。

ツバキラボの新しいオフィスはまだまだ発展途上

以上、3月から始まった新しいオフィスプロジェクト。

前半は、業者に依頼してリフォーム工事をしてもらい、その後自分たちで空間を作ってきました。

まずは、そこでデスク作業ができるようにはなりましたが、まだまだ機能は全然足りず、これから少しずつ手を加えながら、整えていきたいと思います。

ここで、気持ちよくみんなが仕事ができるように、そしてお客様によりよいものが提供できるように、これからもツバキラボ頑張っていきたいと思います。